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マラピ山噴火、治療中の女子大生が死亡 犠牲者24人に

(c) Kompas

マラピ山の噴火に巻き込まれたパダン州立工科大学の女子大生(19)が17日、入院先の病院で死亡した。噴火による犠牲者は合わせて24人となった。女子大生は4日、意識不明の状態で救助隊に発見され、M・ジャミル・パダン中央公共病院へ搬送された。女子大生は全身の70%にやけどを負っており、集中治療室(ICU)で治療を受けていたという。

発見される前に、火山灰に覆われた自身の姿を携帯電話で撮影し、母親へ助けを求めた動画がSNSで拡散され、話題になっていた。西スマトラ州タナ・ダダル県とアガム県にまたがる活火山マラピ山(標高2891メートル)で3日、大規模な噴火が起き、登山エリアにいた登山客75人が一時、身動きが取れなくなった。その後、52人は自力で下山、または救出され、23人の死亡が確認された。犠牲者のうち9人が大学生だったという。