ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は1月5日、2024年の国家公務員(ASN)採用予定人数は230万人で、昨今におけるデジタル技術の急速な普及を受けてデジタル分野の人材を強化したい考えを明らかにした。
インドネシアでは公共サービスのデジタル化も進んでおり、セキュリティー面の強化が急務となっているほか、行政監視機関(APIP)の強化、国内経済の活発化に注力する姿勢を示した。国家公務員には教授、教師、医療従事者、各分野の技術者が含まれており、中央政府機関で約43万人、地方政府機関で約187万人を採用予定。このうち新卒採用は約70万人。国家公務員(ASN)は、要件を満たすインドネシア国民が応募することができ、公務員(PNS)と雇用契約公務職員(PPPK)で組成されている。