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「空の女王」ボーイング747を改装したステーキレストランが登場

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世界初の双通路型航空機として1967年に製造が始まり「空の女王」の愛称で知られる、米航空機大手ボーイングのジャンボ機「747」。大型輸送を可能にし、海外旅行を身近なものにすることに大きく貢献したが、燃費性能が劣ることから需要が低迷し、現在生産は中止されている。旅客機以外にも運搬機、貨物機、政府専用機など様々な用途で活躍してきた同機がブカシで今、新たな役割を果たしている。

ブカシの「Steak 21」はボーイング747の機体の一部を利用したステーキレストラン。2018年に計画が始まり、昨年12月にようやくオープンを迎えた。いくつかのパーツに分けられ、30以上のコンテナでブカシに運ばれた機体は、専門家により再度組み立てられたが、その作業にはかなりの時間を要したという。内部は、ビジネスクラス風の大きめの座席が72席あるが、対面型、大人数のテーブルなど、座席の配置は様々にアレンジされている。客室内の雰囲気は飛行機の内部そのもので、客室乗務員の衣装を着た店員がサービスを提供している。レストランに入る際には、搭乗券も必要とのこと。

メニューは、テンダーロイン、サーロイン、リブアイ、和牛、チキン、魚など、さまざまな種類のステーキが揃っている。営業時間は10時〜22時で、現状予約システムはない。