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赤ちゃんの人身売買で母親を含む3人を逮捕 

西ジャカルタ区警察は2月23日、メッセージアプリ「ワッツアップ」で赤ちゃんを売買したとして、3人を逮捕したと発表した。逮捕者は、同区タンボラに住む赤ちゃんの母親(35)と、赤ちゃんを買った30代の夫婦。

捜査当局によると、夫婦は「子どもを持ち、育ててみたかった」という理由で、グループチャットで経済的に問題がある母親を探していたという。赤ちゃんを売るという母親を見つけた夫婦は出産前に金を渡し、出産費用も負担していた。赤ちゃんは400万ルピアで売られたものの、夫婦が全額を支払わなかったため、母親が警察に通報して事件が発覚した。赤ちゃんの父親は、中部ジャワ州ウォノソボ県に離れて住んでおり、事件のことは何も知らなかったと話している。

容疑者らは、国が定めた養子縁組の手続きに従わず赤ちゃんを売買した罪で、最大10年の禁固刑に処される可能性がある。