ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は2月22日、南スラウェシ州のマカッサル新港の開業を宣言し、その様子をインドネシア港湾運営会社(Pelido)がYouTubeで公開した。建設費に5兆4,000億ルピアを投じた同港は、コンテナを積載した大型船の寄港が可能で、水深は16メートル。タンジュン・プリオク港(北ジャカルタ)に次いで、国内で2番目に大きい港となる。東部インドネシアの主要な物流ハブになると期待されている。
ジョコウィ大統領は同日、マカッサル新港につながる高速道路(全長3.2キロ)の開業も宣言。これにより、マカッサル新港とマカッサル市内を結ぶ既存の高速道路との接続性が高まり、輸送時間の短縮など効率化が進む。