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気象庁 今年の乾季はそれほど厳しくないと予想

気象・気候・地球物理学庁(BMKG)は15日、今年の乾季は昨年に比べるとそれほど厳しくはならないだろうとの予想を公表した。

昨年の乾季は、通常の年よりも長く続いたエルニーニョ現象のために、2019年以降で最も厳しいものとなり、干ばつにより農作物に被害が及び、森林火災が増加した。リアウ州、南スマトラ州、ランプン州、ジャンビ州、南カリマンタン州、中央カリマンタン州では森林火災が発生しやすい。これらの州には大規模なパーム油のプランテーションがある。

BMKGの予測では、ジャワ島とカリマンタン、スラウェシの一部では、乾季の始まりは例年より遅く5月から6月にかけてになり、7月から8月にかけてピークを迎える。9月以降の天候は弱いラニーニャ現象の影響を受け、降雨量が増加する。