スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相は、社会支援プログラム(bansos)の予算執行状況について、2月までに前年比2.35倍の22.5兆ルピアに達したと報告した。同プログラムは国民の購買力維持を目的とし、2024年予算として493.5兆ルピアが設定されている。
同相はこれについて、1月と2月にそれぞれ行った貧困家庭への支援第一弾と生活必需品の配布プログラムが影響していると説明。これらの拠出額は計12.8兆ルピアに上り、のべ2,870万世帯が恩恵を受けたという。
このほか、保健省を通じて国民健康保険(JKN)の加入者9,670万人に対し7.7兆ルピアが拠出されたほか、教育文化研究技術省からは学生向けのインドネシアスマートカード(KIP)支援に9億ルピアが10万5,100人の学生に対して拠出された。