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南スラウェシ州で洪水と地滑り 15人死亡

南スラウェシ州ルウ県で3日午前1時頃に洪水と地滑りが発生し、国家防災庁(BNPB)のアブドゥル・ムハリ報道官は4日に行われた会見で、14人が洪水と地滑りのために死亡したと述べた。100棟以上の民家が激しく損壊し、42棟が洪水に流された。また、4つの道路と1本の橋が損傷した。100人以上の住民がモスクや親戚の家などに避難し、当局は1,300世帯以上を避難させようとした。同州の別の場所でも洪水により1人が死亡し、2人が負傷した。

スマトラ島では3月に洪水と地滑りのために少なくとも30人が死亡し、多数がいまも行方不明になっている。昨年12月には洪水と地滑りにより多数の家屋が流され、トバ湖の近くのホテルが全壊し2人が死亡している。

インドネシアではこのところしばしば激しい気象現象に見舞われているが、専門家は気候変動がその可能性を高めていると指摘している。