世界の伝統料理、食材、レストランを紹介するグルメサイト「Taste Atlas」が発表した「2024年版世界の屋台料理ベスト100」に、インドネシアからは11の伝統料理がランクイン。さらに、そのうちの「シオマイ」が第1位に選ばれた。同ランキングの評価基準等は完全には明らかにされていないものの、4万6498人のTaste Atlasのユーザーの評価に基づいて作成されており、AIなどの機械による評価や、投票者の国籍などによる偏りの影響は受けていないとされている。
同ランキングの頂点に輝いたインドネシアのシオマイの名は、中国の「シュウマイ」に由来する。オランダ植民地時代に中国からの移民の間で生まれたと考えられているシオマイは、魚肉のミートボール、ゆでたジャガイモ、キャベツ、豆腐、卵等にピーナッツソース、ケチャップマニス、サンバル等をかけ、ライムを添えて提供される代表的な屋台料理。
2位はエッグタルトのもととして知られているポルトガルのパステル・デ・ナタ(星4.7)、3位は中国の焼き餃子「鍋貼(グォーティエ)」(星4.7)、4位は魚のすり身やタピオカ粉、タマゴ等を材料にしたインドネシアのパレンバン料理「ペンペ」(星4.7)、5位にはメキシコのタコス(星4.6)が選ばれた。
