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ユネスコが認めたインドネシアの6つの国立公園の特徴を知っておこう

(c) kompas.com

ユネスコの世界遺産に登録されているインドネシアの6つの国立公園を改めておさらいしよう。

まずは1991年に世界自然遺産に認定されたコモド国立公園。コモドオオトカゲが生息していることで有名だが、野生動物と海洋生物の種類も豊富。ジャワ島南西部バンテン州のウジュン・クロン国立公園は、絶滅の危機に瀕しているジャワサイの保護地になっている。1936年に自然保護区および野生動物保護区として設立されたカリマンタン島のタンジュン・プティン国立公園は、1977年にユネスコ生物圏保存地域に登録され、1984年には国立公園に。オランウータンの保護区で、サイチョウやべカンタン、熱帯雨林やマングローブ林といった様々な生態系が見られる。

1999年に世界自然遺産に認定されたパプア州のロレンツ国立公園は、アジア太平洋地域で最も豊かな生物の多様性と熱帯地域にありながら氷河のある国立公園として知られている。スマトラ島のグヌン・ルーザー国立公園とクリンチ・セブラット国立公園は、2004年にユネスコに「スマトラの熱帯雨林遺産」として認定された。前者はオランウータンの保護区、後者はスマトラ島最大の国立公園であり、ラフレシア・アルノルディーやスマトラオオコンニャクなど、数千種の珍しい植物種の保護区として役割を果たしている。