アイルランガ経済担当調整相は、5月24日に東京で開催された日経フォーラム第29回「アジアの未来」の一環として、日本経済新聞社の荒川常務取締役を表敬訪問した。会談中、アイルランガ氏は、「インドネシアは経済成長率が約5%と、G20上位5カ国の1つであり、インフレ率の低さも上位5カ国以内であり、この現状を維持する自信がある。
また、インドネシアのデジタル経済は現在900億米ドルと評価されており、2025年には1,300億米ドルに達する見込みだ。」と述べた。同氏はサイバーセキュリティーの課題とデジタルインフラの重要性についても触れ、インドネシアは光ファイバーだけに依存できないとの見解を述べた。
アイルランガ氏と荒川氏は、川下産業や、経済協力開発機構(OECD)事務総長のジャカルタ訪問計画、インドネシアの自動車市場の市場シェアおよびOECD加盟の重要性など、さまざまなトピックについても議論を交わした。