国家警察交通局は5月24日、2025年から運転免許証(SIM)を新規で作成、または更新する際に、運転免許証の番号を住民登録証(KTP)の番号に置き換える計画を明らかにした。
その目的について、同局のユスリ・ユヌス部長(登録・身分証明担当)は、「単一データを導入し、個人情報の簡素化や徹底管理、運転免許証番号の重複を避けるため」と説明した。また、「より効率化を図るために健康保険証(BPJS)や貧困者向けの健康保険カード(KIS)の番号も一本化していきたい」と見解を述べた。住民登録証の番号をデータ統合の基盤にする理由については、すべての国民が出生後に必ず付番されるためとした。
この番号の置き換えにより、住民登録がある地域で運転免許証を作成、更新する義務はなく、電子住民登録証(e-KTP)の登録者であれば、どの地域でも可能だという。