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国内各地で火山活動が活発化

(c) TheJakartaPost

西スマトラ州のマラピ山が5月30日午後1時頃に噴火し、噴煙が2キロ上空にまで立ち上った。マラピ山は噴火警戒レベルが上から2番目の危険度に指定されており、火口から4.5キロメートル以内への立ち入りが制限されている。国家災害対策庁(BNPB)の広報担当官は住民らに火山泥流に警戒するよう呼びかけている。昨年12月に噴火した際には登山中の大学生ら24人が犠牲になっている。

また、北マルク州のハルマヘラ島にある活火山イブ山が2日午後12時45分頃に噴火し、7キロメートル上空にまで噴煙が到達した。噴火は6分13秒程続いた。イブ山は今年に入ってからすでに百回近く噴火し、5月16日には噴火警戒レベルが4段階中で最も危険とされるレベルに指定されている。イブ山はインドネシア国内で最も活発な火山の一つで、昨年は一日あたり平均58回の噴火活動が観測されている。