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絶滅危惧種ジャワサイの密猟者に禁錮12年の判決

バンテン州の地方裁判所は5日、絶滅が危惧されている希少種であるジャワサイを少なくとも26頭以上殺したとして、被告人の密猟者スネンディに対して12年の禁錮刑を言い渡した。ジャワサイは自然界に生息する個体数が約82頭と、極めて絶滅に近い希少種と考えられている。スネンディは2019年から2023年にかけてウジュンクロン国立公園内でジャワサイの密猟を繰り返し、ジャワサイを殺して体の一部を売却していた。別の密猟者の取り調べからスネンディの犯行が発覚し、スネンディはこれまでに26頭のジャワサイの密猟に関わったとされる。

裁判所は禁錮刑に加え1億ルピアの罰金を科している。検察は当初5年の禁錮刑を主張していたが、スネンディが武器を所持し窃盗にも関与していたため量刑が重くなった。警察は直近数ヶ月で5人の密猟者を逮捕し、さらに今後8人を逮捕することを計画している。