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運転免許証の取得・更新 健康保険の加入が条件 7月から一部地域で施行開始

(c) Kompas

国家警察は4日、一部地域で7月1日から9月30日までの期間、健康保険の加入を運転免許証(SIM)の新規取得や更新の必須条件とすると発表した。アチェ州、西スマトラ州、南スマトラ州、ジャカルタ特別州、東カリマンタン州、バリ州、東ヌサトゥンガラ州の7州で段階的に施行される。

国家警察は、あくまでも試行段階とし、運転免許証の取得や更新希望者には、開始月最初の日曜日に各警察で担当者によるサポートを提供する。健康保険料の支払いが滞納している場合、完済の証明書を掲示、または分割払いを申し込めば、運転免許証の取得・更新が可能。健康保険の加入者数は、全国民のうち96.71%にあたる2億7040万人にのぼるが、そのうち約20%が保険料を滞納しているという。新しい規定を設けることで、健康保険の未加入者の登録や滞納者の支払いを促したい考え。