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バリ・ングラライ空港税関、自動システム利用で物流コスト削減

(c) Antaranews

バリ島のングラライ空港税関は、輸出入品の物流にかかる時間とコストを削減するため自動ドアシステムを全面的に導入することを明らかにした。このシステムは時間と管理プロセスを短縮し、手続きを簡略化できるという。

税関手続き前の貨物を貨物ターミナルの仮置き場へ搬入・搬出するのに要する時間を、これまでの1〜1時間半からわずか7〜10分に短縮できるという。利用者に対応する職員も24人から6人に削減できるとした。

事務処理においては、利用者は輸出申告書や原産地証明書、検疫申請などの文書提出プロセスを一つのシステムでまとめて処理できる、デジタル統合許認可システムを利用して時間短縮することが可能になった。

今回のシステム導入は効率化と安全性の面でも有益であるとし、エミレーツ航空の貨物担当者によると最大で23%のコストを削減できるという。