ハディ・ジャヤント政治・法務・治安担当調整大臣は7月9日、汚職撲滅委員会(KPK)の職員計17名がオンラインカジノを利用したとの報告を受けたと公表した。なお、17名の大半はすでに退職しているとのことで、17名の職務内容は運転手や事務員などさまざまで、30~40万ルピアの賭け金で数回程度オンラインカジノを利用した者が多かったとみられる。ハディ大臣はKPK長官と会談し、当該の職員に関しては厳しい懲戒処分を科す方針であることを確認したと述べた。
KPK広報担当者は、KPK職員の間でオンラインカジノが流行っているとの報道を受け、KPKは徹底的な調査を行っていると述べ、オンラインカジノに少しでも関与した職員がいた場合には厳しい処分を下すとともに、全職員に対してオンラインカジノの危険性について改めて注意喚起し一切の関与を禁止するとの方針を示した。