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海洋汚染を防ぐため、違法操業船の爆破を中止

(c) AntaraNews

海洋水産省(KKP)は、海洋汚染を防ぐため今後は違法操業船を爆破して沈没させることはしないと明らかにした。爆弾で粉々に破壊された船の破片が海のごみとなって海の環境に悪影響を与えるからだという。

KKPは現在、海洋汚染の改善に重点をおき、海のごみを減らす取り組み「Bulan Cinta Laut」を行っている。環境団体からの提言もあって今後は没収した船を活用するとし、具体的には学生の教育資料として使用したり、状態の良いものは漁師が再利用するという。他にも規格が合うものはKKPが巡視船として使用するほか、水産物の輸送にも利用できるとした。没収した船を再利用することで海に害を及ぼすことはないとの見解を示した。