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木製バティック製品の産地クレベット観光村がADWIトップ50に選ばれる

(c) kompas.com

サンディアガ・サラフディン・ウノ観光・創造経済大臣は、ジョグジャカルタ特別州パジャンガン地区のクレベット観光村が、2024年インドネシアのベストツーリズムビレッジ(ADWI)のトップ50に選ばれたことを発表。大臣は「観光と創造経済の両面においてクレベット観光村が持つ大きな可能性を示している」と述べ、同村の功績に感謝の意を表した。

クレベット観光村は、天然染料を使用したバティックアートを木材に施した、お面などの木製工芸品の生産地として知られてきた。2021年に開催されたG20では公式記念品に選ばれ、世界的な認知度も向上している。同村には木製バティック製品以外にも、Jurang Pulosari滝や古泉Sendang Tirta Waluyaなどの観光資源がある他、ジャティランダンスやGejog Lesungといった伝統芸能、伝統祭Merti Dusun Krebet、影絵人形劇など、クレベットの文化と芸術が楽しめるイベントも多数開催されている。

クレベット観光村には、引き続き観光開発に注力し、自然資源と人文資源の保全と開発に加え、ごみ銀行などのグリーンツーリズムへの取り組みを活性化することで、Nglanggeran観光村に続き、世界最高の観光村のひとつとなることが期待されている。