国営石油会社プルタミナは8月10日、補助金対象外のハイオクガソリン、プルタマックスの価格を1リットル当たり12,950ルピアから13,700ルピアに値上げしたと発表した。
新価格は同日からすでに適用され、アチェ州、ジャワ島、バリおよびヌサトゥンガラ地域の同社のガソリンスタンドが対象。
今回の値上げはインドネシア原油価格の平均価格が上昇傾向にあることと、対米ドルのルピア為替レートを考慮したもの。原油価格は今年3月の時点ですでに上昇傾向にあったが、経済の安定状況を考慮して補助金対象外のガソリン価格は据え置きとなっていた。しかし、8月に入りプルタミナは段階的な価格引き上げを表明して値上げを行った。他の補助金対象外のガソリンについても8月初旬に値上げされている。値上げに関しては消費者の購買力も考慮しているとし、また値上げ後の価格は品質に相当したもので、依然として価格的に優位であると強調した。
