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苦手でなければぜひ食べ比べておきたいインドネシアのドリアン5種

(c) food.detik.com

インドネシアには、日本では見かけることのないユニークなドリアンが何種類もある。カリマンタン産のドリアン「Buah lai」は、小ぶりで表面のトゲが鋭くなく、香りも他のドリアンと比べあまり強くない。果肉は鮮やかなオレンジ色で厚みがあり、食感は柔らかくクリーミー。生産量がさほど多くなく、ジャカルタでの入手は困難。ロンボク産のハゲドリアンこと「Durian gundul」は表面のトゲがまったくなく、ぱっと見ただけではドリアンと気がつかない人も多いだろう。フィリピンには同種のドリアンが存在していたが、インドネシアでは農業種子監督認証センターが12年間かけてようやく栽培に成功した。

バニュワンギ産の「Durian merah」はその名の通り果肉が赤いことで有名。バニュワンギの5つの地区でのみ栽培されており、赤い果肉のドリアンが育つのは、これらの地域の土壌に含まれる特別な栄養素が要因と言われている。またバニュワンギには果実が大きく、肉厚で種のないドリアン「Durian tanpa biji」もある。西パプア州マノクワリ産の「Durian pelangi」は、赤と黄色のグラデーションが美しいことから虹色のドリアンと呼ばれている。この美しい色の果肉は、白、赤、黄色のドリアン果実を交配して生まれた。