世界ラーメン協会(WINA)が2023年の世界各国のインスタントラーメンの年間消費量を発表した。「Indomie」や「Mie Sedaap」がもはや国民食となっているインドネシアでは年間どのくらい消費されているのだろうか?
10〜6位にはナイジェリア、タイ、韓国、フィリピン、そして意外なことに米国がランクイン。5位はラーメンだけでなくうどんや焼きそばなども数に含む日本(58億4,000万食)。前年と比較し1億4,000万食減少した。4位はタマリンドを加えたトムチュアカイなどバリエーションも豊富なベトナム(81億3,000万食)。玉ねぎ、レモン、ピーマンなどの具材を足すのがベトナム流。3位はベジタリアン向けの商品が充実しているインド(86億8,000万食)。野菜ベースのスープ、カレー風味が最も多く消費されている。
2位は2021〜2023年にかけて132億7,000万食、142億6,000万食、145億4,000万食と年々消費量が増加し続けるインドネシア。チリスパイスとフライドオニオンが添えられているものが定番で、もちろん大半の商品にハラール認証が付いている。1位は他と大差で中国と香港(422億1000万食)。中国本土では牛肉ベースのスープ、香港ではエビや魚などのシーフード風味のスープが好まれている。