5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

公務員の新首都移住 来年1月まで延期

アズワル・アナス国家機関強化・官僚改革相は10月8日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の決定により、東カリマンタン州で建設中の新首都「ヌサンタラ」への国家公務員の移住を2025年1月に延期すると発表した。

公務員の新首都への移住時期をめぐっては、当初は今年の7月、その後は9~10月に変更され、移住する人数も段階的に増やすとされていたが、結局は再三にわたり延期となった。その理由についてアズワル氏は、「生態系への悪影響を最小限に抑えるため」と説明した。また政府は、移住開始の遅れを取り戻すために11月にも新たな計画を策定し、先に移住した公務員には、給料の増額や昇格の加速といった優遇措置を与えることも検討中だと付け加えた。