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汚職容疑の南カリマンタン州知事 所在不明に

汚職撲滅委員会(KPK)は10月11日、贈収賄・利益供与の疑いで容疑者認定した南カリマンタン州のサビリン・ヌール知事が所在不明になったと明らかにした。KPKは入国管理局に対し、サビリン知事を向こう6カ月間の出国禁止とする措置をとった。今後も所在不明が続き、KPKの呼び出しに応じなければ、近く指名手配するとしている。

KPKは同月6日、サビリン知事や同州公共事業・国民住宅局のアフマド・ソルハン局長ら7人を2024~2025年の新規プロジェクトをめぐって、民間企業から賄賂を受け取ったとして容疑者認定し、サビリン知事以外の6人を逮捕した。サビリン知事は、容疑者認定を不服として、南ジャカルタ裁判所に対し、逮捕が正当であるか問うための事前調査を要請していた。