アラブ首長国連邦ドバイにある高級チョコレート専門店「フィックス・デザート・ショコラティエ」が考案し、韓国で大ブームになった「ドバイチョコ」のトレンドの波がアジアの国々を中心に広がっている。
ジャカルタでは今年10月中旬に「Don Bakeshop Artisan Bakery」がドバイチョコを販売開始した。各店舗1日当たり65~100個のドバイチョコを限定発売しており、どの店舗にも開店前から長い行列ができている。1日限定65個のドバイチョコをおひとりさま2個限りで販売する「ITCクニンガン」の店舗では、開店後1時間で完売するほどの人気ぶり。エレガントで高級感のある黒い箱に保冷剤とともに入っている同店のドバイチョコの価格は24万5千ルピア。チョコの表面には、緑、赤、黄色のスプラッシュ柄が描かれていて、その厚みは約2cmとボリュームがある。
ショコラティエのドニー・ムハディ氏は自身のインスタグラムでドバイチョコの製造工程を公開している。チョコレートはフランスのヴァローナ(VALRHONA)社のものを40%使用し、フィリングには、トウモロコシの粉が原料の極細麺カダイフ、乾燥させたピスタチオとココナッツオイルで作ったピスタチオペースト、英国産マルドン海塩を使用。ザクザクとした食感をいち早く楽しんで。