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スリ財務相 密輸の手口を公表

スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務大臣は11月14日、2024年10~11月の間に発生した輸出入において約41兆ルピアの申告漏れがあると指摘し、密輸のいくつかの手口について明らかにした。

具体的には、ジャカルタのタンジュンプリオク港で1,628箱分の衣服、電気製品、化粧品などが積み込まれたコンテナ4台が違法に輸入されたことが判明したが、税関申告時に異なった品目が箱の中身として記載されていた。ほかにも、1,117巻分の織布を別の品目かつ誤った数量で申告していたケースも摘発されている。密輸された品物は、鉄鋼製品、中古パソコンおよび周辺機器、中古バイク、自転車、コピー機など多岐にわたる。チカラン・ドライ・ポート(物流センター)でも密輸品が摘発されている。今後は、政治・法・安全保障調整省と連携して取り締まりを強化していく。ブディ・グナワン同大臣によると、過去四年間で密輸取引の総額は216兆ルピアに達している。