トランプ氏の娘婿で実業家のジャレッド・クシュナー氏がインドネシアへの投資に関心を示していると、ロサン投資・下流産業大臣が発表した。
プラボウォ大統領がワシントンD.C.訪問中にUS-インドネシア協会(USINDO)の会合に出席し、その場でクシュナー氏の意向が確認された。プラボウォ大統領は米企業にインドネシア投資を呼びかけ、元駐インドネシア副大使テッド・オシアス氏も経済協力姿勢を評価。オシアス氏は12月に複数の米企業幹部をインドネシアに招待する予定だ。
一方、トランプ氏自身もインドネシアで複数の不動産プロジェクトを展開中で、バリと西ジャワのリゾート開発を推進。特に西ジャワのリドでは350ヘクタール規模の高級リゾートを建設中で、バリのタナロット寺院付近でもリゾート計画が進行している。トランプ一族の経済活動が今後のインドネシア経済に与える影響が注目される。