インドネシア銀行(BI)は、破れて継ぎ合わされた紙幣を見つけた際には警戒するよう国民に呼びかけている。
ここ最近、ソーシャルメディアで破損紙幣に関するニュースや過去の事件がユーザーにより拡散されている。その一つの手口として本物の紙幣と偽札を継ぎ合わせた偽造紙幣があり、BIが注意を呼びかけている。このような偽造紙幣は故意に紙幣を破損させたとして違法行為に該当し、最大で5年の懲役刑と罰金10億ルピアに科せられる可能性がある。
取引を行う際には、継ぎ合わされた部分の絵柄がつながっているか、紙幣の左下と右上にある番号が一致するかを慎重に確認するよう注意を呼びかけている。
BIは、故意に破損した紙幣や本物と判別できない紙幣に対しては交換に応じないとしている。