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バリ島に新空港建設へ

エリック・トヒル国営企業相は11月21日、バリ州バドゥン県クタ地区にあるイ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(通称デンパサール空港)を視察した際に、同空港の利用者の増加を背景に、2027年までにバリ島で新空港の建設を始めなければならないとする考えを示した。同空港はスカルノ・ハッタ国際空港に次いで国内で2番目に利用者数が多く、現在は年間に3,200万人が利用している。利用者数の増加に伴い2029年から2030年には処理能力の上限に達する恐れがある。そのため、同大臣は遅くとも2027年には新空港の建設が必要だと述べている。

一方、プラボウォ・スビアント大統領は11月上旬にバリ州を訪問した際に、バリ島北部のブレレン県で新空港を建設し、香港やシンガポールのような国際都市に発展させたいとの考えを示している。これについてトヒル大臣は建設地は国と地元との調整で決めるのが望ましいとの考え方を示している。