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ジャカルタ特別州 25年から家庭ごみを一部有料化

ジャカルタ特別州のアセップ・クスワント環境局長は11月29日、2025年1月1日から家庭ごみの処理を一部有料化する方針を明らかにした。ただし、家庭ごみを分別し、月2回のバンク・サンパー(分別されたゴミの回収所)に持ち込めば従来どおり無料とする。

ゴミ分別の意識を高めるとともに、最終処分場のごみの量を減少させる狙いがある。分別せずに廃棄する場合は、世帯の経済状況により費用が異なる。電気料金の契約内容が450~900ボルトアンペア(VA)の世帯は引き続き無料とし、1300~2200VA世帯は月額1万ルピア、3500~5500VAの中上流階級世帯は月額3万ルピア、6600VA以上の富裕層は、月額7万7000ルピアを徴収する。

ジャカルタでは一日あたり、約7500トンのごみが出され、そのうち家庭ごみが約60%で、産業廃棄物が約29%を占める。