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バリ空港に新整備施設開設

リトアニアに本社を置くFLテクニクスのインドネシア子会社が、バリのイ・グスティ・ングラ・ライ国際空港に新たな航空機整備、修理、オーバーホール(MRO)施設を開設した。この施設は17,000平方メートルに及び、主にボーイングとエアバスの狭胴機に対応。基本整備、重整備、物流サービス、訓練施設を提供する。同社のマルティナス社長は、インドネシアの航空サービス向上に貢献し、アジア太平洋地域およびオーストラリアの整備拠点を目指すと表明。さらに、2025年までにオーストラリア民間航空安全庁(CASA)と欧州航空安全機関(EASA)の認証取得を計画しており、国際基準のサービスを提供する意向を示している。

今回の施設開設により、インドネシア国内での整備プロセスが加速し、海外施設への依存が軽減される見込みだ。FLテクニクスは2015年にインドネシア市場に参入し、スカルノ・ハッタ国際空港でMRO事業を開始している。