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宗教施設間の地下トンネル 「シラトゥラヒム」が開通 

プラボウォ・スビアント大統領は12月12日、中央ジャカルタにある東南アジア最大級のイスティクラル・モスクと同モスクと隣り合ったカテドラル(大聖堂)を結ぶ地下トンネル「シラトゥラヒム」の開通を公式発表し、一般公開した。開通式に出席したプラボウォ大統領は、「トンネルが宗教間の調和になる。この日を迎え、大変うれしく思う」と述べた。

2020年2月、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)前大統領がモスク改修の視察に訪れた際に地下トンネル建設を発案。カテドラルの主任司祭であるアルベルトゥス神父からも好意的な反応を得て、2021年1月から工事が開始された。トンネルは、地表からおよそ6メートルの深さで、長さ34メートル。モスク内にある7つの扉のひとつ「Al Fattah」扉の近くに位置する。建設にはモスク改修費を含めた国家予算389億ルピアを投じた。