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ジャカルタ特別州政府 デング熱患者の増加を警戒

ジャカルタ特別州政府は雨季の終わりが近づくに伴いデング熱の発症数が州の全域で増加すると見込まれることから、デング熱患者の増加に対応できるよう準備を進めている。

ジャカルタ特別州保健局の高官によると、患者数の増加の原因は主にデング熱を媒介する蚊の繁殖を促す湿度の高い環境や、予防に対する一般市民の認識不足や、季節性疾患による免疫力の低下などである。デング熱の感染数は通常、雨季の中で最も降雨量が多い月のひと月後にピークを迎える。学齢期の子どもは屋外で過ごす時間が長いためデング熱に感染する割合が高いという。デング熱を媒介する蚊が活発に活動するのは午前8時から10時までと午後3時から5時までの間である。

今年はこれまでに前年同時期に対して23%減となる2,301件のデング熱感染が報告されている。