5月5日午後9時40分ごろ、東ジャワ州のゲンポル—パンダアン高速道路で、陸軍部隊を乗せたトラックが爆発し、兵士1人が死亡する事故が発生した。インドネシア陸軍によると、部隊はパプア州での任務を終え、東ジャワ州ジェンベル県にある本拠地へ帰還する途中だった。隊員らは2台のトラックに分乗していたが、このうち後方を走っていた装備品および爆薬を積載したトラックで突如爆発が起きたという。
陸軍広報局の説明によれば、事故の直前、弾薬を積んだトラックから火花が出ているのを隊員が確認し、点検のため路肩に停車。車両の確認作業中に小規模な爆発が発生し、それが次第に拡大して大爆発へと至ったとされる。出発前には、すべての車両に対して標準作業手順(SOP)に従った厳格な安全点検が行われていたという。現在、火花の原因や事故の詳しい経緯について、陸軍および関係当局が調査を進めている。