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失業者急増 728万人を記録

中央統計庁(BPS)のアマリア長官は5月5日、2025年2月時点におけるインドネシア国内の失業者数が728万人に達したと発表した。2024年2月時点と比較すると8万3,000人増加しており、増加率は約1.1%。

失業者急増の背景には、労働力人口の増加がある。2025年2月時点で労働力人口は367万人増えて1億5,305人となった。アマリア長官は、労働市場により多くの労働力が投入されることですべての労働者が職を得ることができないため失業者が増えているとの見解を示した。

一方、労働力人口1億5,305万人のうち1億4,577万人が就労していると記録されていることから、全体の就労者数は前年同時期と比較して359万人増加している。よって失業者数は増加しているものの、失業率(TPT)は4.76%と前年同時期の4.82%からわずかに減少している。性別で見ると、女性の失業率が4.41%、男性は4.98%。地域別に見ると、都市部が5.73%、農村部では3.33%となっている。