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バス横転で12人死亡 23人負傷 ブレーキ故障が原因か 西スマトラ州

5月6日、西スマトラ州パダンパンジャン県ブキット・スルンガンのバスターミナル前で長距離バスが横転する事故が発生し、乗客12人が死亡、23人が負傷した。

地元警察によると、事故原因はブレーキの故障とみられている。事故当時、ブレーキの異常に気づいた運転手は、バスを止めるため、ターミナル前にある保健センターの壁に車体を衝突させた。その衝撃でバスは横転し、車体前方から左側にかけて大破したという。交通当局の調査によると、このバスは運送許可を得ていない無登録車両だった。

警察は現在入院中の運転手の回復を待ち、事故の詳細な経緯を聴取する方針を示している。今回の事故を受け、当局は市民に対し、公共交通機関を利用する際は、交通省が提供する「Mitra Darat(ミトラ・ダラット)」アプリを活用し、事前に車両の適格性を確認するよう呼びかけている。