インドネシアビジネス必携「駐在ハンドブック2025」発行!配送申込はこちら

インドネシア人権省、国連人権理事会で最新の人権問題を報告

インドネシア人権省は6月23日から27日にかけて、スイス・ジュネーブの国連本部で開催された国連人権理事会第59回会合に出席し、最新の人権問題に関する報告を行った。

同省は、国際連帯に関する専門家との対話、ミャンマー情勢に関する特別報告者への報告、裁判官と弁護士に関する特別報告者への報告など、様々な国際会議に出席した。報告内容は、インドネシアの人権状況、課題、達成事項、そして国民レベルでの人権保護強化に向けた政府の具体的な取り組みなど多岐にわたる。

インドネシア政府は、国際人権保護・促進へのコミットメントを表明するとともに、国連人権理事会におけるインドネシアの役割強化、国際社会の一員としての道義的・政治的責任を果たすため、積極的に参加した。

ワメン・ムギヤン氏は、今回の会合を、プラボウォ大統領のビジョン、特にパンチャシラ・民主主義・人権の強化という第一の柱を訴える絶好の機会と捉えている。同省は、国連人権理事会への出席に加え、人権分野における国際協力や、インドネシアの人権機関強化のための技術協力等についても話し合うため、スイスのNGOとの二国間会合も実施した。