日本で話題となった透明トイレが、ついにジャカルタにも登場した。運営するのはJakarta Experience Board(JXB)。利用者が中に入るとガラスが自動的に曇り、外からは見えなくなる仕組みで、安全かつユニークな体験を提供している。外からは中が透けて見えるが、ドアを閉めれば完全にプライバシーが守られるため安心だ。
トイレは誰でも利用可能である。営業時間は平日(月〜木)が朝6時から15時まで、金〜日曜は夜22時までと長めに開放されている。料金は一回5,000ルピアで、トイレ利用だけでなくシャワーも可能。支払いは現金(機械に投入)またはQRコードによる電子決済が選べる。
場所はスディルマン地区、BNI City駅のすぐ横にある。目印は「The Last of Us」の壁画で、その裏手に設置されている。KRL利用ならBNI City駅で下車すればすぐ、MRTならデュクアタスBNI駅から徒歩3分ほど。スディルマン駅からはトンネル「Kendal」を通り徒歩約1キロでアクセスできる。
利用の際は、タオルや歯ブラシなどを持参すると便利だ。施設側で提供されるのは手洗い石鹸とボディソープのみである。また、現金支払いの場合はシワのない小額紙幣を用意するとスムーズ。電子決済を使う場合は、残高を確認しておくと安心だ。