プラボウォ・スビアント大統領は10月12日深夜、ガザ地区の和平実現に向けた緊急首脳会議（KTT）に出席するため、エジプトのカイロに向け出発した。ハリム・ペルダナクスマ空軍基地から大統領専用機に搭乗。KTTは13日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催された。
国家官房長官兼大統領報道官のプラセティヨ・ハディ氏は、今回の招請は急なものであったが、大統領がパレスチナ、特にガザの平和交渉継続に重要性を見出し、出席を決定したと説明。大統領には、スギオノ外務大臣とテディ・インドラ・ウィジャヤ官房長官が同行した。
KTTはエジプトのアブデル・ファタハ・エルシーシ大統領と米国大統領のドナルド・トランプ氏が共同で主導する。国連のアントニオ・グテーレス事務総長を含む20カ国以上の国家指導者が参加し、ガザでの紛争終結と中東地域の安定化を目指す。米国が提示した20項目の和平計画の第1段階では、イスラエルとイスラム組織ハマスの間で捕虜解放とイスラエル軍の段階的撤退が合意されている。
