インドネシア国家開発企画庁(バペナス)は10日、昨年9月に発生した地震と津波で大きな被害を受けたスラウェシ島中部の復興支援を国際協力機構(JICA)と協力して行うことを発表した。期間は3年で、ハザードマップの作成、空間計画、災害に強いインフラ・公共施設の建設、被災者の復興支援・コミュニティ回復の4分野で支援が行われる。
バペナス担当者は、JICAは既に現地調査を行っており、今後は気候学地球物理学局(BMKG)などとも協力しながらプロジェクトを進める予定と説明。
JICAインドネシア事務所長の山中晋一氏は「プロジェクトに参加する専門家は50人を超えるだろう。現在はインドネシア中央政府と再建計画を協議中だが、今後はもっと地元に根差した活動を行っていきたい」と付け加えている。
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