インドネシア中部の世界遺産ボロブドゥール寺院が、スポーツツーリズムを本格推進する。政府系観光施設運営会社は、観光客誘致を目的に、同寺院をスポーツ活動の場としても活用する計画を発表した。
既に「ボロブドゥールマラソン2025」に向け、約100人のランナーとヨガ参加者が事前イベントを実施中だ。今後、寺院周辺でスポーツを楽しみながら景観を満喫できるよう、コミュニティへの門戸開放を進める。寺院周辺には約3キロメートルのランニングコースを整備した。
寺院への1日あたりの入場者数は、従来の1200人から4000人へ増加。日の出・日の入りを寺院で鑑賞する新たなプログラムも3カ月前から導入している。


















