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ジャカルタの地盤沈下、年3.5センチに 洪水リスク40%増

国家研究イノベーション庁(BRIN)は、ジャカルタ北部における地盤沈下が年間平均で3.5センチメートルに達しているとの調査結果をまとめた。地盤沈下に伴う都市の洪水リスクは40%以上高まっており、地下水利用の停止を含む抜本的な緩和策の実施が急務となっている。

ジャカルタ北部のペンジャリンガン地区ムアラ・バルでは、海水に浸食されたモスクや、沈下により入り口が低くなった自宅から身をかがめて出入りする住民の姿が確認されている。BRINは、沈下を抑制するための対策を講じなければ、洪水被害がさらに深刻化すると警鐘を鳴らす。歴史的地区であるコタ・トゥアには、沈下の推移を示す「地盤沈下記念碑」も設置されており、事態の深刻さを物語る。

現地メディアのファジャル・ジャヌアルタ氏によると、被害の最小限化には地下水依存からの脱却に向けた取り組みが焦点となる。