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ムラピ山で火砕流が発生

中部ジャワ州とジョグジャカルタ特別州にまたがるムラピ山(標高2986メートル)で1月29日午後8時17分、火砕流が発生した。
地域災害対策本部(BPBD)によると、中部ジャワ州ボヨラリ県の3つの村ではこの火砕流が原因とみられる降灰が確認されたという。
地質災害技術調査・開発研究所(BPPTKG)は、ムラピ山の警戒レベルは「ワスパダ(注意)」(4段階中上から3番目)を維持しているため、落ち着いて行動するよう住民に呼び掛けている。
BPPTKGは同日、ムラピ山で火砕流の流出を3度確認し、それらの火砕流はすべてグンドル川方面へ流れているのが観測されている。