ジャカルタで生活するとなると、銀行口座は欠かせません。居住者なら簡単な手続きで開設することができます。
インドネシアでの法人口座の開設
新たにインドネシアでPMA企業を設立した場合、まずは資本金の払い込みのために口座設立が必要となります。
開設にあたっては、投資調整庁(BKPM)から受領する「投資認可通知書」と、税務当局から交付される 「納税者番号(NPWP)」「付加価値税登録番号(PKP)」がすべて得られてからになります。
法人口座開設に必要な書類
- 履歴事項全部証明書
- 投資認可通知書(Akta Pendirian Perusahaan=APP)
- 納税者番号(Nomor Pokok Wajib Pajak=NPWP)
- 営業許可証(Surat Izin Usaha Perdagangan=SIUP)
- 会社登録証 (Tanda Daftar Perusahaan=TDP)
- 居住証明証 (Surat Keterangan Domisili Perusahaan=SKD)
インドネシアでの個人口座の開設
現地に赴任、就職する居住者向け個人口座の開設に必要なものが以下の通りです。
居住者向け個人口座開設に必要な書類
- 履歴事項全部証明書
- パスポート
- 一時滞在許可(ITAS)
- 個人の納税者番号(Nomor Pokok Wajib Pajak=NPWP)
- 現地の所得証明
※ただし、銀行によって追加書類が必要な場合がある。※申請に際してはあらかじめ各金融機関にヒアリングのこと。
各金融機関で開設手つづきを実施し、ATMカード等を受領する。
※JCBカードを発行する現地の金融機関がインドネシアに居住する邦人向けにクレジットカードの発行サポートを行っており、そのサービスの一環として現地銀行の個人口座の開設ヘルプも合わせて行っている。