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独立記念日の名物行事!水上の熱き枕合戦「ゲブック・バンタル」

インドネシアの独立記念日には、全国でユニークな伝統競技が催される。ジャカルタ東部のカリマラン地区で、毎年凄まじい熱狂と大爆笑を巻き起こす名物行事が、水上の枕叩き合戦「ゲブック・バンタル」である。

舞台となるのは、チピナン・バリ川の川面に水平に渡された一本の竹だ。対戦する双方が、相手を川に落とすために技を競い合うという仕組みだ。二人の対戦相手が竹の上に跨がり、手にした枕で相手を叩き落とし合うのだ。カウントダウンとともに、火花を散らす激しい攻防が幕を開ける。バランスを崩しながらも必死に耐える姿に、詰めかけた観客からは地鳴りのような歓声が上がる。

この競技は男性だけでなく、女性や子どもたちも熱狂的に参加する。特に女性同士の試合は、どちらかが川へ真っ逆さまに落ちる瞬間、周囲に弾けるような笑い声と歓声が響き渡り、会場のボルテージは最高潮に達する。トーナメント形式で勝者が勝ち進むこの戦いは、勝者には喜びを、敗者には悔しさをもたらす。

川へ落ちる落胆と、勝利の歓喜が交錯するこの一瞬こそが、毎年人々を魅了してやまないカリマランの夏の風物詩なのである。

もうひとネタ!
1990年代に住民の新たな娯楽として追加されたのが始まりで、今や数千人の観衆が集まり、周辺道路が夕方まで大渋滞するほど圧倒的な人気を誇る。