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北スマトラ州で「総合防災情報システム」が稼働|富士通株式会社

富士通株式会社とPT.Fujitsu Indonesiaは、北スマトラ州防災局の防災センター内に、災害情報を一元管理し、災害時の迅速な意思決定および救助・復旧活動を支援する「総合防災情報システム」を構築し、1月より稼働を開始したことを明らかにした。

各災害現場に派遣された防災局の職員は、総合防災情報システムと連携しているスマートフォンのアプリケーションから、火山噴火や洪水、土砂災害などの12種類の災害種別や、被害者数や建物の被害数を入力し防災センターへ送信する。送信された情報は、防災センター内に設置されたダッシュボード画面マップ上にリアルタイムに表示され、集約した各災害発生箇所の住民や建物の被災情報などを可視化する。

これにより、従来課題だった災害時のタイムリーかつ的確な情報収集が可能になることで、現地救助・支援活動における迅速な意思決定および災害対応の初動体制を強化できるとのこと。