新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、宗教省は4月1日から感染拡大が終息するまでの当面の間、新たな婚姻届の受理を停止することを決めた。
南スマトラ州のあるカップルは決定を残念に思うと話し、6月に結婚式を行う予定で婚姻届を提出する予定だったが、決定を受けて8月に式を延期したという。
宗教省ではイスラム教徒に対して4月1日以前に婚姻届を提出している場合は届け出は受理するが、結婚式については居住地域の宗教管理所(KUA)でのみ行い、参列できる人数は最大10人までに限定するとしている。
また、婚姻届はインターネット(simkah.kemenag.go.id)からオンラインで提出することもできるが、この場合には結婚式は感染拡大が終息するまでは行うことができないとしている。