三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は2月15日、国営電力会社PT. PLNがジャワ島のタンジュンプリオク発電所内で進める天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電施設の建設工事“Jawa-2プロジェクト”で、コンバインドサイクル方式の総合試運転を開始したことを明らかにした。
同プロジェクトはGTCC発電設備の完工・商業運転開始に向けて大詰めを迎えている。1号・2号設備のガスタービン単独稼働時に引き続き、納期前倒しでの引き渡しを目指す。
Jawa-2プロジェクトは、88万キロワットのGTCC発電施設を港湾都市タンジュンプリオクに建設するもの。MHPSは、三菱商事株式会社および現地企業とフルターンキー方式でEPC(設計・調達・建設)を請け負っており、M701F形ガスタービン2基、排熱回収ボイラー2基、蒸気タービン1基ならびに付帯設備一式を供給している。
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