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90万人がレバラン前に帰省開始

インドネシア政府は国民に対し、5月下旬(24日、または25日)のレバラン(断食明け大祭)前後の長期休暇中の帰省を禁止せず、帰省しないよう要請するにとどまっている。

しかし、インドネシア公共輸送協会(MTI)によると、14日時点でジャカルタ首都圏から先行して90万人が帰省を始めた。

当局は、政府が禁止しなければ、すでに帰省を禁止された国営企業、および地方公営企業の職員を除く、残り130万人ほどが帰省し、新型コロナウィルスを各地方に感染拡大させる可能性が高いと懸念している。

また村落途上開発地域・移住省が、イスラム教徒が多い地域5万3808の村、3931人の村長に行ったアンケート結果によると、89.75パーセントの村長が帰省に反対している。