デポック市のごみ処理場で、有機ごみを減らすために「うじ虫」が採用され、成果を上げている。
デポック市の生活環境と衛生局イヤイ・グミラール局長は「当局は、2018年からチパユンの最終ごみ処理場やスクマジャヤのごみ処理施設でうじ虫を使用しており、デポック市のごみ処理場では実際にごみの軽減に役立ったと証明されている」と話す。
このうじ虫は、デポック市の研究開発局との協働で養殖された。毎日、ごみ処理場の作業員がプラスチックごみと有機ごみを選別し、有機ごみだけを一ヵ所に集めてうじ虫を散布する。
デポック市は一日に1300トンの有機ごみが発生するが、うじ虫を散布することで、少なくとも1.5立方メートルのごみが減量されたという。またうじ虫の排泄物は、住民が飼っている鳥類やナマズの餌となるため有機肥料として販売されている。
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